業界展望

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有機肥料懇話会(8月)
全肥商連東京都部会東京市場有機肥料標準相場(第649回)

平成26年8月31日


銘柄
成分
荷姿
受渡場所
単位
限月
価格(円)
 7月 
 9月 
高+ 安-
(植物粕肥料)
脱脂大豆
セミフレーク
20kg紙袋
関東持込渡
1t
当月
108,500
99,000
-9,500
菜種油粕
N5.3 P2 K1
20kg紙袋
関東持込渡
1t
当月
72,500
72,500
不変
脱脂米糠
 
20kgPP袋
関東持込渡
1t
当月
35,300
35,300
不変
米糠
 
30kg紙袋
関東持込渡
1t
当月
32,300
32,300
不変
(魚粕肥料)
肥料用魚粕
N7・P7
20kg紙袋
関東持込渡
1t
当月
122,000
122,000
不変
肥料用魚粉末類
N7・P6
20kg紙袋
関東持込渡
1t
当月
117,000
117,000
不変
(動物粕肥料)
蒸製骨粉(国産)
N3.5 P21
500Kgフレコン袋
工場渡
1t
当月
93,000
93,000
不変
蒸製骨粒(輸入)
N3.5 P21
原袋
港頭倉庫渡
1t
当月
相場不建
相場不建
脱膠骨粉
P28
原袋
港頭倉庫渡
1t
当月
相場不建
相場不建
蒸製てい角粉
N13
原袋
港頭倉庫渡
1t
当月
相場不建
相場不建
蒸製皮革粉
N12
25kgPP袋
港頭倉庫渡
1t
当月
相場不建
相場不建
乾血粉
N12
20kg紙袋
港頭倉庫渡
1t
当月
相場不建
相場不建
肉骨粉
N6・P10
20kgPP袋
港頭倉庫渡
1t
当月
相場不建
相場不建
豚肉粕(国産)
N10
500Kgフレコン袋
工場渡
 
 
103,000
103,000
不変
フェザーミール
N12
500Kgフレコン袋
工場渡
1t
当月
88,000
88,000
不変
カニガラ粉末
N4・P2
20kgPP袋
戸前
1t
当月
90,000
90,000
不変

市 況


植物粕類

(1)菜種油粕
 7月の油糧生産実績が発表された。菜種粕の期末在庫は6月末の56.325トンに対し7月末は86,525トンと約3万トン増となった。原因として1.配合飼料の配合率の低下(1-3月約5%に対し4-6月約4.6%)。2.PED(流行性下痢)の影響による配合飼料の生産量の低下(4-6月は前年比約97%)。3.肥料の低迷。等があげられる。10-12月の菜種粕の価格は、需給は緩んだままと考えられる事と、大豆粕の下落により6千円程度の値下げになると予想する。

(2)大豆粕
 飼料大豆粕の10-12月の商売は半分以上進んでいるがUS産大豆の大豊作予想を受けてシカゴ相場が暴落した事と、菜種粕同様、配合飼料の生産量が落ち込んでいる事を受けて大幅下げ相場を呈している。

(3)脱脂糠
 7月末のメーカー在庫は約71百トンと配合飼料出荷低調の影響からか、昨年同月約46百トンより余裕が出ている。今後、きのこ需要等による生糠の引き合いは強くなり、米油メーカーは原料確保の為それなりの価格が必要となるであろう。
しかし、米油及び脱脂糠の価格は現状維持も厳しい環境である事から受渡は厳しい状況が予想される。10-12月価格は¥1,000/トン程度の下げが想定される。

魚粕・魚粉類
◎水揚げ情報

【ペルー】
 南部地域のみでの片ロイワシ漁が操業可能となっており、同海域の水揚げは皆無となっている。

 

【チリ】
 北チリではイワシ類禁漁中の為、それ以外の魚種約1,450トンの水揚げがあった模様です。片ロイワシ漁は9月23日解禁予定となっている。

 

◎マーケット情報

【ペルー】
 第35週はアジア、ヨーロッパ向けに約1万トンの成約がなされ、合計32万程度の販売数量となっている模様。今後も堅調な相場が予想される。

 

【チリ】
 全土においてイワシ類禁漁中の為、新規価格は出ていません。

 

【日本】
 調整魚粉10-12月価格は北海道での不漁、魚粉の供給量不足等により依然として強含みの状況が続いており、前期比対比\5,000/トンアップ程度の価格が予想される。

 

蒸製骨粉類

輸入皮粉は韓国・台湾ともに原料不足で、依然品薄状態。それに伴い、更なる価格の高騰も予測される。

蒸製骨粉通関統計数量の推移
輸入数量(主要国)MT
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
合計
2014年(平成26年)
1
37
0
0
0
55
0
 
38
2013年(平成25年)
0
0
0
0
0
0
0
0
0
37
0
37
74
2012年(平成24年)
17
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
17
2011年(平成23年)
61
1
0
40
0
0
0
0
0
0
0
41
143
2010年(平成22年)
57
25
82
20
102
0
86
0
0
0
18
0
390
2009年(平成21年)
13
12
20
25
11
0
0
12
0
12
64
45
214
2008年(平成20年)
134
96
87
117
111
0
54
26
98
126
0
1
850
2007年(平成19年)
254
69
242
106
60
47
76
99
231
158
160
1,849
3,351
2006年(平成18年)
227
163
84
82
265
165
199
140
188
127
48
62
1,750
2005年(平成17年)
192
271
170
122
267
152
162
157
87
211
112
202
2,105
2004年(平成16年)
484
345
260
210
421
442
389
595
298
572
380
595
4,991
2003年(平成15年)
189
268
160
350
450
338
310
420
333
367
374
328
3,887
2002年(平成14年)
175
666
429
558
610
488
707
876
642
372
505
386
6,414

輸入数量(主要国)は中国、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマーからの集計数量です。

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