「土壌診断スコップ/ミズトール」の特長と使い方
土壌診断での主な分析目的は、
である。
1の場合、採取した土壌に水や塩類溶液、薄い酸などを加えて、抽出された養分量を分析する。
2の場合、もう一つ別の方法として、土壌溶液による診断がある。
ミズトール〈畑地用〉
(大起理化工業株式会社)
土壌溶液を採取できる器具が「ミズトール」という商品名で市販されている。このミズトールの使い方を紹介する。
「ミズトール」による土壌溶液の採取手順
採取した土壌溶液を使って、硝酸イオン濃度を測定する。
なお、この土壌溶液を使ってpHや電気伝導率(EC)、そのほかの土壌養分を測ることもできる。ただし、通常の土壌抽出分析の値とは比べられないので注意を要する。
「ミズトール」を使う際にはいくつかの注意点がある。次ページではその注意点を記載する。